...東岸には稲葉山(いなばやま)が黄昏(ゆうぐれ)の暗い影を曳(ひ)いてそそり立っていたが...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...稲葉山の居城から...
吉川英治 「新書太閤記」
...小六も礼を返し、そして双方が眼と眼とを、正しく交わしながら、片方の掌(て)を、拝むように胸に当て、「てまえが、小六正勝」「それがしは、稲葉山の家人、難波内記にござる」名乗り合ってから、もいちど低く頭を下げ合うのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山の斎藤義龍の家臣ではなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山を焼き立てるお心か」「ぜひないこと...
吉川英治 「新書太閤記」
...それに応じて稲葉山へ行くことを惧(おそ)れていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――生れたのは稲葉山だというが...
吉川英治 「新書太閤記」
...だから稲葉山城は一夜にして空城(あきじろ)となっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山城の白壁にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...いかにせば稲葉山の天嶮(てんけん)を墜(おと)すことができるか」信長は...
吉川英治 「新書太閤記」
...その姿を見つけた稲葉山城の兵たちも...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山(いなばやま)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山から長良川(ながらがわ)の空をかけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山の城を信孝に献じて...
吉川英治 「新書太閤記」
...稲葉山が見えてらあ」「そうそう...
吉川英治 「新書太閤記」
...道は稲葉山の裏にあたる日野から古市場への峠路(とうげみち)をのぼっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...くらやみの太陽一美濃(みの)の稲葉山の牢に...
吉川英治 「茶漬三略」
...長良川を溯(のぼ)って攻めて来た稲葉山の兵は...
吉川英治 「茶漬三略」
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