...種子島という熟語は存在しません...
...たしか北杜夫という作家の種子島紀行の一節に...
梅崎春生 「幻化」
...地図を見ると、種子島の近くで、円い島である...
林芙美子 「浮雲」
...この船は種子島に碇泊(ていはく)してゐるのださうだ...
林芙美子 「浮雲」
...だが、種子島は、遠くから見ると、無人の島のやうにも見えた...
林芙美子 「浮雲」
...種子島とはひかくにならない...
林芙美子 「浮雲」
...種子島は、寝そべつた島であつたけれども、屋久島は、海の上に立つてゐる島のやうだ...
林芙美子 「浮雲」
...種子島も見ないづくだつたし...
林芙美子 「浮雲」
...地圖の上で見る種子島は長い島だが...
林芙美子 「屋久島紀行」
...一緒のはしけで來た種子島の税務官吏が來てゐた...
林芙美子 「屋久島紀行」
...薩州種子島の手馬など日本産の小馬だ...
南方熊楠 「十二支考」
...鉄砲で名高い種子島(たねがしま)とか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...鹿児島県の種子島(たねがしま)などでも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...金象眼したる種子島(たねがしま)の懐中(ふところ)鉄砲を取出し...
夢野久作 「白くれない」
...ふりかえってみると種子島(たねがしま)をもったひとりの黒具足(くろぐそく)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...渡された種子島(たねがしま)の銃口(つつぐち)をかまえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...なかにも一挺(ちょう)の種子島(たねがしま)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その姿へ向って放たれた種子島(たねがしま)の音が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ヨーロッパ人との接触を記念するものは、種子島、即ち鉄砲の知識であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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