...今度のパーティーで彼に私信を伝えてくれる?...
...昨日、私信をもらったんだよね...
...私信で連絡をもらったから今晩一緒に食事しようって誘われた...
...彼は私信を書くことが苦手だから、電話で伝えてもらおう...
...私信を送るために彼の住所を聞いたけど、知らなかったみたい...
...故に自分は私信を以つてC君に自分の不服を述べ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...『私信吾さんに逢つて頂いてよ...
石川啄木 「鳥影」
...用意)」と聞きも済まさず、若い紳士(だんな)は、斜(ななめ)に衝(つ)と開いて、身構えて、(何、私信を見た上、用件を御承知になりましたな...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...これらの結果を纏めて Phil. Mag. に出したとき“I wonder how it will strike others. To me it now seems too obvious.”と私信の中に書いている...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...私信は公表すべきものでないという考えもあるし...
豊島与志雄 「私の信条」
...私信が余談に渡つて失礼しました...
萩原朔太郎 「蒲原有明に帰れ」
...私信の一部を公にしては悪いが...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...全くの私信かもしれない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...小輩女優がそこへ越したとの意味にもとれ申候」とこの句について坂下也奈貴君は私信を寄せられて来た...
正岡容 「大正東京錦絵」
...私信の方がおそらく公けの報告より信頼出来る...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私信になっているのは...
森鴎外 「不苦心談」
...その友だちに宛てた私信までもそれに利用したということである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その私信のうちに提示された問題といふのは...
吉川英治 「折々の記」
...官兵衛に対しては、秀吉から私信で、あらかじめその事ある旨を伝えて来ていたので、当然としていたが、主家の小寺政職(まさもと)は、「どうしたらよいか」と、この程度の問題に当っても、困惑(こんわく)を面にあらわして衆に諮(はか)るのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...私信や文書の反故(ほご)などみな焼きすて...
吉川英治 「三国志」
...その旗幟(きし)に明らかにすべきことを――思いきったことばをもって促(うなが)している――私信とはいえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...石井みち子から木曾礼二郎あての私信...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
...七村尾健治から木曾礼二郎あての私信...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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