...君は三十前に何か一仕事してゐるかい』『いゝや』『それぢや君は一生碌なことが出來ない仲間だね』『僕は三十前に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...何にしても碌なことはしていなかったのであろう...
石川欣一 「可愛い山」
...そとへも碌(ろく)に出られん...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...途中で会っても碌(ろく)すっぽ口を利かないという場合であったから...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...碌な手当もしないで棄て置いたらしい...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...ここに私は耄碌(もうろく)せるドイルではなくて...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...碌々(ろく/\)貝塚(かひづか)を發掘(はつくつ)して見(み)もせずに...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...碌(ろく)すっぽ踊れないのに人気のために天狗(てんぐ)になって古い先輩を軽蔑し...
高見順 「如何なる星の下に」
...碌(ろく)な学者の出ないのも無理はないネ...
太宰治 「如是我聞」
...いくらでもかけるがいい! 線の切れた電話でかけられるものならいくらでもかけるがいい」「この碌(ろく)でなし……不具者(かたわもの)!色情狂(いろきちがい)!」と烈しい憤りに昂奮した妻はついにその誇称する伯爵夫人の身にもあるまじき乱暴な言葉を浴びせかけた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...人に損をかけて……碌でもねえことばかりしてるだよ』『温泉とは面白いね...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...それを言わないで……(両耳をふさぐ)トロフィーモフ あいつは碌(ろく)でなしです...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
......
豊島与志雄 「悪夢」
...彼は碌に後方を眺めないだろう...
豊島与志雄 「新時代の「童話」」
...安さんを追い出すような社会だから碌(ろく)なもんじゃなかろうと考えた...
夏目漱石 「坑夫」
...なるほど碌なものにはならない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...夫が碌な着物一枚さえ拵(こしら)えてやらないのに...
夏目漱石 「道草」
...碌々人の云ふことも聞かないで偉さうな面ばかりしてやがら...
牧野信一 「鬼涙村」
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