...その頃はハムの城砦(じょうさい)に囚われておったのだ...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...一軒(いっけん)一軒の家が城砦(じょうさい)となり...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...アイルランド北部地方におけるイギリス城砦の一つである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...夜具蒲団の砦(とりで)の中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...郊外のスーヴィルからかけて前面幾つもの塁砦がよく護られたからだった...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...我々の砦(とりで)は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...野田山に砦を構へ...
柳田國男 「ひじりの家」
...弟幸村らの守る伊勢崎(上田城の砦(とりで)の一)を攻めてこれを降しているのである...
山本周五郎 「日本婦道記」
...砦山の西から白石川へぬける狭間(はざま)道で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...……この森には昔、砦(とりで)か、お寺か、何かがあったらしく、処々(ところどころ)に四角い、大きな切石が横たわっていること...
夢野久作 「死後の恋」
...その上に縦横ムジンに投出されている白樺の鹿砦(ろくさい)...
夢野久作 「戦場」
...これしきな砦一つを...
吉川英治 「私本太平記」
...同時の砦(とりで)工事が急がれていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...砦(とりで)のなかにはまえまえから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――鷲津、丸根の砦の兵が...
吉川英治 「新書太閤記」
...砦(とりで)の櫓(やぐら)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...砦(とりで)を設け...
吉川英治 「新書太閤記」
...砦(とりで)をかまえ...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??