...松篁は砂糖黍に兎を描きました...
上村松園 「迷彩」
...砂糖黍をしゃぶることは殆んど出来ない...
豊島与志雄 「「自然」」
...更に砂糖黍は黒砂糖にまさること数段である...
豊島与志雄 「「自然」」
...砂糖黍の艶やかな皮をむいて...
豊島与志雄 「「自然」」
...宗太郎が砂糖黍を二本折り取ってきて...
豊島与志雄 「田園の幻」
...宗太郎が砂糖黍を二本かついで来た...
豊島与志雄 「田園の幻」
...彼は砂糖黍を一節ずつ器用に切った...
豊島与志雄 「田園の幻」
...1.砂糖黍の断片はしばしば非常に小さく顕微鏡で初めて見ることができるもので...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...明らかに混ぜ物処理の目的で使われていた角砂糖の15標品の検査結果は次の通りであった1.どの糖にも砂糖黍の断片は存在しなかった...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...砂糖黍の種子を手に入れて栽培してみたことがあった...
浜本浩 「甘い野辺」
...それを開墾して砂糖黍(さとうきび)などを栽(う)えさせ...
柳田国男 「海上の道」
...麦も粟(あわ)も唐芋(からいも)も落花生(らっかせい)も砂糖黍も食う...
柳田国男 「海上の道」
...青々と連った砂糖黍(さとうきび)の光沢...
横光利一 「上海」
...砂糖黍の間をすり抜けて...
横光利一 「上海」
...炉端で清江が畑から切って来た砂糖黍(さとうきび)の茎を叩いている...
横光利一 「夜の靴」
...この寒国でも今年から砂糖黍を植え始め...
横光利一 「夜の靴」
...しかつめらしく恋の密輸入物をトランクにしまうと一寝入りするつもりで車窓からボスニヤ平原に咲く砂糖黍(さとうきび)の花の香(にお)いを嗅いでいるうちに...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
...風が砂糖黍の青い葉さきに流れて...
若山牧水 「岬の端」
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