例文・使い方一覧でみる「真の姿」の意味
スポンサーリンク...もし文士ならば彼の著作を見ればそこにその人の真の姿が見える... 
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その中に彼の真の姿が潜（ひそ）んでいる...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...いずれが真の姿であるか知らないが...
海野十三 「深夜の市長」
...生活の真の姿であるかのやうに...
薄田泣菫 「独楽園」
...其の人の真の姿があらわれて来る...
高村光太郎 「触覚の世界」
...この写真の姿が最後の盛装になったのであろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこでは人間はそれ自身に固有な・真の姿を示す代りに...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...吾々はより多くプロレタリアの真の姿を見出す...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...彼女は写真の姿をながめて言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ここに「見ること」がその真の姿においてあらわれているともいえるのである...
中井正一 「「見ること」の意味」
...すぐ天真の姿を傷（きずつ）けられます...
夏目漱石 「明暗」
...その真の姿を名残（なごり）なきまで発揮することが出来たのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...真の姿を見せるのは旅行に出かけたときだった...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...写真の姿体やなどから判断して...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...この世の女性の真の姿が自から水の上にちらついているのに...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...幸福な結婚生活というものの真の姿は...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...何か自分の真の姿をのぞかれたような気がして...
吉川英治 「親鸞」
...しかしそれをやっている当人たちは決して教師の正真の姿を現実以上に美化しようなどと意図しているのではない...
和辻哲郎 「孔子」
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