例文・使い方一覧でみる「真っ先」の意味

...そして真っ先に冬季中... そして真っ先に冬季中の読み方
犬田卯「荒蕪地」

...中に一人至って気の早い愛四郎というパンの仲職人が『ソラ火事だ』と真っ先に飛び出しました...
相馬愛蔵、相馬黒光「一商人として」

...我々真っ先に討って出て花々しき合戦をなし... 我々真っ先に討って出て花々しき合戦をなしの読み方
谷崎潤一郎「聞書抄」

...三十二何も知らない雪子が真っ先に... 三十二何も知らない雪子が真っ先にの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...」「戸を開けたまま？」「問題は真っ先にしまいましたよ... 」「戸を開けたまま？」「問題は真っ先にしまいましたよの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「三枚の学生」

...真っ先に飛んで来て... 真っ先に飛んで来ての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...一方では真っ先に激情をあおり... 一方では真っ先に激情をあおりの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「黄金薔薇」

...世の奥方を天使にするのじゃ」「フィリックスさんは一度も結婚されなかったようで」「理想の女性が真っ先に失望させたと言わなかったっけ...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「玉手箱」

...梯子段（はしごだん）も真っ先きに降りようとして... 梯子段も真っ先きに降りようとしての読み方
シュニッツレル　Arthur Schnitzler 森鴎外訳「みれん」

...だが、真っ先の一騎が、「火急の際、無断、まかり通る」と、いきなり馬の背から降りて、そこの閂（かんぬき）を勝手に外し、さっと押開いて、「それ行け」と、すぐまた鞍の上に跳びつくやいな、まるで弾丸のように駆け抜けて行った... だが、真っ先の一騎が、「火急の際、無断、まかり通る」と、いきなり馬の背から降りて、そこの閂を勝手に外し、さっと押開いて、「それ行け」と、すぐまた鞍の上に跳びつくやいな、まるで弾丸のように駆け抜けて行ったの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...その真っ先に立ったのが柿崎和泉守の隊だった... その真っ先に立ったのが柿崎和泉守の隊だったの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...真っ先にこそこそ帰った... 真っ先にこそこそ帰ったの読み方
吉川英治「三国志」

...袁紹を真っ先として... 袁紹を真っ先としての読み方
吉川英治「三国志」

...頭目らしき真っ先の男がいうには――自分ことは... 頭目らしき真っ先の男がいうには――自分ことはの読み方
吉川英治「三国志」

...真っ先に駈け出した... 真っ先に駈け出したの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...真っ先に立って万端の指揮に任じなければならない立場にあるのに...
吉川英治「新編忠臣蔵」

...不服などと」「真っ先に... 不服などと」「真っ先にの読み方
吉川英治「源頼朝」

...調査行の残りのことで私が真っ先に思い出すのは... 調査行の残りのことで私が真っ先に思い出すのはの読み方
H. P. ラヴクラフト　H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳「狂気の山脈にて」