...プラトンの自然科学の取扱い方は目的論的であって...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...如何なる目的論――生気説――も機械論の困難を救うことの出来ないのは当然である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...論理(目的論)は常に...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...第一に目的論的なものであり...
戸坂潤 「技術の哲学」
...哲学者はこの点を指して技術の目的論という観念的な形式的な特色づけを与えているのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...又は両者の広義の調和説に陥る他はない(例えばアリストテレスの目的論・スピノザの平行論・ライプニツの予定調和説・等)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...又はこの二つのものの何等かの予定調和論――例えば目的論・平行論・所謂予定調和説――に陥るかである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...* 合目的性――乃至目的論(テレオロギー)――は併し勿論単なる偶然ではない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...吾々の中心問題――生物学に於ける目的論――に直接に結び付いているのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...Schlick : Naturphilosophie (Lehrbuch d. Philosophie.) (1925).Stadler : Kants Teleologie in ihrer erkenntnistheoretischen Bedeutung. (1874).田辺元『カントの目的論』(一九二四年)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この概念は歴史の目的論的仮定の上でしか意味のないものになるだろう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...存在という常識的な出発を前に権利づけたのであるから「存在の存在論的範疇は空間である」という結論に導く目的論的な過程が...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...彼れは、當時の目的論者、否な目的論的世界觀の始祖と言はるべきアナキサゴラスが「ヌース」の原理を立て、宇宙秩序を以て『目的』『設計』に基いて成立つて居るとしたのに徹頭徹尾反對して、原子の瞽盲的、機械的の運動によつて一切を説明したるものである...
朝永三十郎 「學究漫録」
......
波多野精一 「時と永遠」
...ところで有機的發展は更に目的論的發展であると云はれてゐる...
三木清 「歴史哲學」
...そこに目的論もあり得るのである...
三木清 「歴史哲學」
...本來の目的論はその限り目的なき目的論であると云はれなければならぬ...
三木清 「歴史哲學」
...技術は因果論と目的論との綜合であるといふことができる...
三木清 「論理と直觀」
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