...けちな金盥にすぎなかつた...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...垣のところに行水盥(ぎょうずいだらい)を持ち出して...
田山花袋 「田舎教師」
...五丁もはなれた足場の悪い品川堀(しながわぼり)まで盥(たらい)をかゝえて洗濯に往っては腰を痛くし...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...盥の水を馬の背や腹や足にかけて...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...金盥の水を庭へ捨てようとすると娘は「それは私が」といつて下駄箱から下駄を出して庭へおりた...
長塚節 「開業醫」
...手拭(てぬぐひ)を浸(ひた)す度(たび)に小(ちひ)さな手水盥(てうずだらひ)の水(みづ)に月(つき)が全(まつた)く其(そ)の影(かげ)を失(うしな)つて暫(しばら)くすると手水盥(てうずだらひ)の周圍(しうゐ)から聚(あつま)る樣(やう)に段々(だん/\)と月(つき)の形(かたち)が纏(まと)まつて見(み)えて來(く)る...
長塚節 「土」
...金盥(かなだらい)と金盥の間に...
夏目漱石 「坑夫」
...枕元(まくらもと)に金盥(かなだらひ)を取(と)り寄(よ)せて時々(とき/″\)絞(しぼ)り易(か)へた...
夏目漱石 「門」
...風呂場の盥(たらい)に漬けてありましたよ」「それ位のことはあるだろう」「あの歳(とし)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...井戸端の盥(たらい)の中に絞ったまま抛(ほう)り込んであった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...六ツ折りの裾(すそ)に絵をかいた障子屏風(しょうじびょうぶ)を廻(めぐ)らし黒ぬりの耳盥(みみだらい)を前におき...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...帰ると盥(たらい)を出して水をあびる...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...春水の盥に鯉の(あぎと)かな盥浅く鯉の背見ゆる春の水鯉の尾の動く盥や春の水頭並ぶ盥の鯉や春の水春水の盥に満ちて鯉の肩春の水鯉の活きたる盥かな鯉多く狭き盥や春の水鯉の吐く泡や盥の春の水鯉の背に春水そゝぐ盥かな鯉はねて浅き盥や春の水(三月二十六日)先日短歌会にて...
正岡子規 「墨汁一滴」
...あるだけ盥(たらい)の金魚をすくい出して持ってお帰りになるがいいわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...登は手を洗うために金盥(かなだらい)を引きよせながら...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...盥の湯かげんを直すのが聞えた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いつもの耳盥(みみだらい)と櫛(くし)とを持って...
吉川英治 「私本太平記」
...塗りの水盥(みずだらい)をそろえる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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