...それこそ麿は上人へ申し訳がないではないか...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...突然帰ってしまって本当に申し訳なく思っております...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...こんな諸刃を譲って申し訳ねえ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...しみじみと申し訳ないことをしたものだという気がする...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...申し訳が立つ立たないの段ではありません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...なんとも天に対し妻に対し妻の家族に対して申し訳がないと思えばこそ...
新渡戸稲造 「自警録」
...何とも申し訳がねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...申し訳ないが、本官はもっと満足のいく説明を聞きたいですな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...「ご迷惑をおかけして申し訳ありません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ただ言えることはこんなことになって申し訳なかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ああやってたいそう働きをなすって今凱旋しておいでなさる兵隊さんたちにだって申し訳がない...
正岡容 「寄席」
...三浦君には何とも申し訳がないが...
三浦環 「お蝶夫人」
...申し訳ねえけんど...
三好十郎 「樹氷」
...おしもを穢してしまったことの申し訳なさから...
矢田津世子 「女心拾遺」
...それだけ悩みも深いですし申し訳ないと思っております...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...おまけに三十日も迷惑をかけて申し訳がねえ...
山本周五郎 「さぶ」
...申し訳ないと思いながらどんなに...
山本周五郎 「竹柏記」
...まったく申し訳のないことで」「ではすぐにでも戻って来ることかと思えば八刻(やつ)になっても九刻(ここのつ)過(す)ぎになっても...
吉川英治 「江戸三国志」
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