...これから甲州路へかかつて御覧なさいやし...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...甲州路をたどる...
種田山頭火 「旅日記」
...――甲州路...
種田山頭火 「旅日記」
...小仏の肩を辷(すべ)って真一文字に甲州路をながめると...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲州路に向いたのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲州路へ出るには此方の明神ヶ岳を超えて三島へ降り御殿場から富士の裾野を廻つて大月駅を目指さなければならぬだらう――と説明した...
牧野信一 「川を遡りて」
...二十日あまり一緒に甲州路の旅をともにして来たのであった...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...一座はそれから甲州路を諏訪あたりから上田辺まで打ち廻って...
吉川英治 「江戸三国志」
...では甲州路へ向ったな」「左様かも知れませぬ」小仏峠へ?――久米之丞が...
吉川英治 「江戸三国志」
...この甲州路へ急いだのが...
吉川英治 「江戸三国志」
...あっしは甲州路からはいって来たんですが...
吉川英治 「江戸三国志」
...また甲州路(こうしゅうじ)へ足を踏(ふ)み入れた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...足柄裏街道(あしがらうらかいどう)から甲州路(こうしゅうじ)をぬけて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...甲州路(こうしゅうじ)より乱入(らんにゅう)する兵ありとすれば...
吉川英治 「神州天馬侠」
...甲州路は一番難儀だという話...
吉川英治 「八寒道中」
...そこから甲州路のほうへ反(そ)れて立ち去ってしまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――それも甲州路から木曾路は避(よ)けて行くことじゃ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...八ヶ岳の甲州路の廣大な裾野を念場が原といふ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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