例文・使い方一覧でみる「生きがい」の意味
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高見順 「死の淵より」
...生きがいのない病躯（びょうく）を嘲（あざけ）っていたが...
徳田秋声 「黴」
...この世の生きがいだというように...
久生十蘭 「あなたも私も」
...吾人！ 生きがいあれや吾人！ これ吾人の面目でなくて何んであろう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...紫夫人も生きがいなく思っていた命が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...生きがいのあることを感じながら庶民たちまでも六条院の門前の馬や車の立てられた蔭（かげ）へはいってこれらを聞いていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...生きがいのあった幸福な女性が光を隠される日だから小雨も降り出したのだ」などと解釈を下す人もあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...生きがいもないくらい...
吉川英治 「三国志」
...あくまで積極的に出るしか生きがいはなかったであろう...
吉川英治 「三国志」
...子ほど生きがいを教えてくれるものもありませぬなあ...
吉川英治 「私本太平記」
...かつての平家の公達（きんだち）や源氏勃興の当初の人々が謡（うた）っていた生きがいに過ぎず...
吉川英治 「私本太平記」
...生きがいを掴んでこそ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...われわれのような生きがいは感じることができないでいるのだ...
吉川英治 「親鸞」
...その人よりほかに頼りも生きがいもないように思い込むものだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...唯一の生きがいとして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「生きがいのある」...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
...生きがいがあるというものです...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
...さも生きがいありそうに働いている...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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