...大空を自由自在に飛ぶ瑞雲の姿は、迫力がある...
...私たちは瑞雲を空に見上げながら、祈りを捧げた...
...瑞雲が近づいてくると、雷鳴が轟き、風が強まった...
...瑞雲の助けを借りて、敵を追跡することができた...
...戦闘機が瑞雲を追いかけている姿が、映画のようだった...
...出来上がったのが四月……桜の花の散る頃でありました(手伝わせた弟子には林美雲氏も山本瑞雲(ずいうん)氏もおりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...また山本瑞雲氏は現存で今日盛んに活動しております...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...後に実家の山本姓に復し号を瑞雲と改めました)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...山本国吉(後の瑞雲さん)が一所懸命父の代作をして...
高村光太郎 「回想録」
...瑞雲棚引(ずいうんたなび)く千代田城のめでたさは申すも畏(かしこ)いこととして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...瑞雲院様おん物語に...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...愚老若年にて多聞山城中に御奉公仕り専ら侍衆の御座敷相勤め居候ところ瑞雲院様その頃は未だ河内介と申され若殿にておはしませしが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...瑞雲院様愚老を側近くお呼び被成(なされ)...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...すぐそばの瑞雲寺(ずいうんじ)の刻(とき)の鐘...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...瑞雲寺の石塀をへだてた隣りの家...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...物干場から瑞雲寺の石塀までは...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...いくらか理性のくらい詩を瑞雲たなびく式に書いたりするところが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...瑞雲院の庭のつくばいは二方の踏石から辿ることになり...
室生犀星 「庭をつくる人」
...先づ中瑞雲斎(なかずゐうんさい)がある...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...瑞雲斎は根来氏の三男に生れて宗家(そうけ)を襲(つ)ぎ...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...瑞雲斎と事を与(とも)にした人に十津川産の宮太柱(みやたちゆう)がある...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...繍帳原形は中央に浄土変相をあらわし、瑞雲、霊鳥、霊樹、雲形、花鳥、人物、鬼形、仏像などを、周りに大銭のような亀甲が一百ばかりつらなり、一甲に四字あて、すべてで四百字、この繍文によって繍帳製作の由来をあらわしたと言われる...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...瑞雲(ずいうん)を奪われて荒地(こうち)に怒る鳳凰(おおとり)にも似て...
吉川英治 「新・水滸伝」
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