例文・使い方一覧でみる「独り者」の意味
スポンサーリンク...深山理学士は独り者の気楽さで... 
海野十三 「赤外線男」
...本当の独り者であった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その独り者は読書と思索とを知らなかつたのだらうと思ふ...
種田山頭火 「行乞記」
...午後、ポストまで、ついでに買物、海老雑魚十二銭、貰ひ水、独り者らしい、貧乏らしい、それがかへつて私の生活にはふさはしからう...
種田山頭火 「其中日記」
...女の独り者は、下等な妾か女給のたぐいだとして、居住を許されなかった...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...俺は全く独り者だった...
豊島与志雄 「自由人」
...身共（みども）ばかりは独り者」投げ出すように言い出したのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...独り者の八五郎には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こいつは面白いでしょう」独り者のガラッ八は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五十二三の世をも人をも諦（あきら）めたような独り者で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――四十にはなっても独り者の女ですもの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――独り者ですとも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山人の仲間でも評判の醜い独り者で...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...「皆なは一生この山の中で暮す決心を持つた独り者なんだから...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...五十年配の独り者で...
山本周五郎 「青べか物語」
...僕のような独り者がぼんやり港の船を見ているという――こういうのは...
横光利一 「旅愁」
...独り者なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...タガの外（はず）れた桶では水も汲まれない」「何から何まで、独り者って、しようのない者だね」おかみさんは、壊れた桶をそっと井戸端まで持って行った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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