例文・使い方一覧でみる「物狂い」の意味
スポンサーリンク...死物狂いで暴れだした... 
大阪圭吉 「三狂人」
...死物狂いに抗弁をしたものです...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「自責」
...死に物狂いで逃げ出した...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...死物狂いでやって来た」「奴...
中里介山 「大菩薩峠」
...すべてが深夜にただならぬ物音を立てて死物狂いの吾輩の魂をさえ寒からしめた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それから四半刻おくれて死物狂いに追いかけて見ましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...もう死物狂いだア...
久生十蘭 「魔都」
...死に物狂いで暴れてあちこちに突進しながら...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...死物狂いであるかのような恐怖の叫びを挙げた...
牧野信一 「ゼーロン」
...また死物狂いに跳ね上る...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...死物狂いになって来た...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...能の物狂いの色々の曲にも見えるように...
柳田国男 「木綿以前の事」
...死物狂いに戦いつづけようとした...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ただ死物狂いに張上げるのです...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...こうした大勢に対して死に物狂いの反撃をしてみたくなった...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...弱い彼女たちを死に物狂いになるまでいじめ上げた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...死に物狂いの体で足の下を掘り返しはじめた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そうして鍬を貰うと毎日毎日死物狂いに土を掘返す事になったのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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