...爾後(じご)肥後日向に轉戰して...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...爾後、火器の発達により正面堅固の度を増すに従い、戦闘正面の拡大を来たし逐次、横隊戦術に近似するに至れり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...)と莞爾々々(にこにこ)笑って...
泉鏡花 「婦系図」
...汝何の所見ありて爾か云...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...あゝいふ熱心なものがあるとは思ひませんでした』『それは面白いな』兼家は莞爾笑つた...
田山花袋 「道綱の母」
...我輩寧ろ其の徒爾に属するを知る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...爾雅には何れの時代とも云はないが四極の説を載せて「東至於泰遠...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...莞爾(にっこり)するととんだ愛嬌のある顔で...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...島長源家康公幕下小笠原四位小将民部大輔源貞頼朝臣」とあり爾来...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...合爾合(カルカ)姫 ええ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...札木合(ジャムカ)(合爾合(カルカ)を白睨みながら)台察児(タイチャル)...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...すなわちその『爾雅(じが)』にいわゆる※たるを考証し...
南方熊楠 「十二支考」
...かの国公園内の雪隠か動物園内の水茶屋ほどの爾(さいじ)たる軽き建築ゆえ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...ファウストそんならあの率爾(そつじ)な火の戯を御勘弁下さいますか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「爾の獲物(えもの)はこれである...
横光利一 「日輪」
...然(アア)うだ(ウイ)」と言つて莞爾(にこ/\)して居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...午後は哈爾賓日日新聞社の浦崎成一さんが案内して下さると云ふので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...爾来(じらい)諸国餉参(げさん)の衲子...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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