...從つて戰爭と戀愛とを外にして全身を沒入するやうな生活はあり得ないと考へたでもあらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...常に爭奪戰がついてつた...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...一切の階級鬪爭に超越して不偏不黨の態度を宣明するにあつた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...これを平生の京の生活と比べたなら? 人が人と爭ひ、心が心と爭ひ、片時もその苦しさをやすめることが出來ないやうな生活と比べたなら? あのやうな無理な壓制が行はるゝやうな生活と比べたなら? またその身が不斷にやつてゐるやうな愼恚と嫉妬の生活と比べたなら? 大勢の妃を竝べて、美しい裳を着せて、それに酒の相手をさせたところでそれが何んだらう? また坊に行つて夜もすがら騷いであそびつたとて、それが何だらう? やつぱりこの人生にもかういふ靜かな樂しさがあるからそれで生きてゐられるのではないか...
田山花袋 「道綱の母」
...サン いざ鬪爭(けんくわ)となりゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...國際紛爭を解決する手段としては...
日本国 「新憲法の解説」
...「御用ツ」それは恐ろしい爭ひでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寸刻(すんこく)を爭ふ危ない場面だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この戰爭は――その優勢なる時代的潮流に乘じて居る限り――自由詩のために有利であつた...
萩原朔太郎 「青猫」
...爭(いかで)か我子(わがこ)にをとるべき...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...さうした繩張りの爭ひが主のやうだつた...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...無理な長い戰爭にも此の人達は耐へ忍んできた...
林芙美子 「雨」
...次第に其完成の中心に近からむとするものなることは爭ふべからずして...
原勝郎 「貢院の春」
...源氏と平家と爭ひ...
福沢諭吉 「帝室論」
...抑壓者と被抑壓者とは互ひに絶えざる對立に立ち、間斷なき、或るときは隱れたる、他のときは明らさまなる戰を戰つた、この鬪爭たる、つねに全社會の革命的な變革もしくは相戰ふ階級の共通の沒落をもつて終つたのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...先を爭つて誤譯だらけの飜譯をするに違ひない...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...就中(なかんづく)初の文と中の文とは到底戰爭の文といはむよりは平和の文といふべく覺ゆれば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...競爭馬など駈けさせてゐていゝのか...
吉川英治 「折々の記」
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