例文・使い方一覧でみる「爛々」の意味

...爛々（らんらん）と眼を光らせた虎が一匹... 爛々と眼を光らせた虎が一匹の読み方
芥川龍之介「杜子春」

...小さいながら爛々（らんらん）と輝いた鏡の面を見つめていると... 小さいながら爛々と輝いた鏡の面を見つめているとの読み方
芥川龍之介「妖婆」

...果（はた）してそこには一体（たい）の白竜（はくりゅう）……爛々（らんらん）と輝（かがや）く両眼（りょうがん）... 果してそこには一体の白竜……爛々と輝く両眼の読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...それで謎は解ける！」彼は爛々（らんらん）たる眼で見入（みい）った... それで謎は解ける！」彼は爛々たる眼で見入ったの読み方
海野十三「蠅」

...爛々（らんらん）と暁（あけ）の明星浮寝鳥（うきねどり）一月十日　夜... 爛々と暁の明星浮寝鳥一月十日　夜の読み方
高浜虚子「五百五十句」

...双の眼（まなこ）は爛々と其恐ろしき眉の下... 双の眼は爛々と其恐ろしき眉の下の読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...爛々と光る双眼譬ふれば... 爛々と光る双眼譬ふればの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...爛々たる眼光で照準はつけられた... 爛々たる眼光で照準はつけられたの読み方
コナン・ドイル三上於莵吉訳「空家の冒険」

...真黒な立木（たちき）の上には霜夜の星爛々（らんらん）と光って居る... 真黒な立木の上には霜夜の星爛々と光って居るの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...とろんとした酔眼を爛々としてみはっているというものでなく... とろんとした酔眼を爛々としてみはっているというものでなくの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...子供一般に對して婦人の有（も）つ愛情とは全く別な激しさを以て爛々と燃え... 子供一般に對して婦人の有つ愛情とは全く別な激しさを以て爛々と燃えの読み方
中島敦「かめれおん日記」

...爛々と燃える夏徴舒の眼がのぞいている... 爛々と燃える夏徴舒の眼がのぞいているの読み方
中島敦「妖氛録」

...わけても爛々（らんらん）たる眼には... わけても爛々たる眼にはの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...籠の木兎の眼が真向きに陽を享けて爛々としてゐた... 籠の木兎の眼が真向きに陽を享けて爛々としてゐたの読み方
牧野信一「心象風景（続篇）」

...爛々たる真剣の眼を輝かすばかりであつた... 爛々たる真剣の眼を輝かすばかりであつたの読み方
牧野信一「創作生活にて」

...眼の光りが次第に爛々炯々（らんらんけいけい）と輝き出したので... 眼の光りが次第に爛々炯々と輝き出したのでの読み方
夢野久作「近世快人伝」

...関羽は爛々（らんらん）たる眼に... 関羽は爛々たる眼にの読み方
吉川英治「三国志」

...爛々（らんらん）... 爛々の読み方
吉川英治「新書太閤記」

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