...燻製(くんせい)の牛肉もある...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...クル/\と圓めて火鉢に燻(く)べる...
石川啄木 「足跡」
...まだ何處となく物の燻(くすぶ)る臭氣(にほひ)の殘つてゐる空氣に新らしい木の香が流れてゐた...
石川啄木 「札幌」
...たまたま燻製屋台へ買いに来た金博士の若いお手伝いの鉛華(えんか)をルス嬢が勘のいいところで発見...
海野十三 「共軛回転弾」
...どうもこの燻製の肉の色がすこし気に入らぬわい...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...新たに毒瓦斯発明官に任じました燻精を一週間だけお預けいたしますから...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...まだ何か胸に燻(くすぶ)っているものがあって釈然とはしなかったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...どうせ彼女はあのむさくろしい千束町に一日燻(くすぶ)っている筈はないから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...停車場の燻ぶつた車庫や...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...「燻(けぶ)つてえのそつちへおん出(だ)さなくつちや仕(し)やうねえや」風呂(ふろ)から出(で)た儘(まゝ)拭(ぬぐ)ひもせぬ足(あし)に下駄(げた)を穿(は)いて裸(はだか)の臀(しり)を他人(たにん)に向(む)けて立(た)つた一人(にん)が後(うしろ)を顧(かへり)みていつた...
長塚節 「土」
...烟草(たばこ)を燻(くゆ)らしながら...
夏目漱石 「それから」
...薬として使う形は、水薬、なめ薬、噛み薬とうがい薬、嗅ぎ薬、吸入剤、膏薬、硬膏、湿布、注射薬、座薬、浣腸薬(エジプト人の発見)、燻蒸薬、であった...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...お勝手で燻(くす)べて置くのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ブスブス燻(くすぶ)つたやうな心持で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだブスブスと燻(いぶ)つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ燻しのかからないのも...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...焚火のもえ残りのように燻(くすぶ)りはじめた...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...燻る火で身を乾かしてゐる船乘りや...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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