...燦々(さんさん)と雪の咲いた...
泉鏡花 「薄紅梅」
...燦然(さんぜん)と煌(きらめ)いている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...燦然として錦を張ったようになっていた...
田中貢太郎 「蓮香」
...燦然(さんぜん)と...
田中英光 「オリンポスの果実」
...鎌倉には金碧燦爛たる永福寺の七堂伽藍があったではないか...
津田左右吉 「偶言」
...總ある盾の燦爛を手にす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 205神女斯くして燦爛の焔を彼に燃え立たす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...黄金色に燦爛(さんらん)としていた...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...大きな黄緑色の複眼の燦として輝く...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...燦爛(さんらん)たる彩光(さいこう)は...
夏目漱石 「草枕」
...向側(むこうがわ)の硝子戸(ガラスど)のなかに金文字入の洋書が燦爛(さんらん)と詩人の注意を促(うな)がしている...
夏目漱石 「虞美人草」
...行灯の灯に燦爛(さんらん)と光るのですから...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...実に燦爛(さんらん)たる光輝が照りかえして...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...きのう雪が降ったのが今日は燦(うら)らかに晴れているから...
宮本百合子 「海浜一日」
...月と星とが一点の雲のない空に燦いていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あたりに居ならぶ鉄甲燦々(さんさん)たる諸将の感情はうごかずにいられない...
吉川英治 「上杉謙信」
...燦々(さんさん)の頃城上に銅鑼(どら)鳴るあらん機...
吉川英治 「三国志」
...甲鎧(こうがい)燦爛(さんらん)と...
吉川英治 「三国志」
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