例文・使い方一覧でみる「点々と」の意味


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...その梢(こずゑ)に点々と鬼灯提燈(ほほづきぢやうちん)の火を透(す)かしてゐた...   その梢に点々と鬼灯提燈の火を透かしてゐたの読み方
芥川龍之介 「舞踏会」

...そこに点々と大きな白百合が咲いていた...   そこに点々と大きな白百合が咲いていたの読み方
石川欣一 「可愛い山」

...堤(つつみ)に沿って点々とニッパ小屋が見える...   堤に沿って点々とニッパ小屋が見えるの読み方
梅崎春生 「日の果て」

...点々として小さい斑点がついていることだ...   点々として小さい斑点がついていることだの読み方
海野十三 「宇宙女囚第一号」

...点々と床をよごしている血のあと!一彦少年はびっくりしましたが...   点々と床をよごしている血のあと!一彦少年はびっくりしましたがの読み方
海野十三 「怪塔王」

...点々として器械的に働いていた...   点々として器械的に働いていたの読み方
海野十三 「人造物語」

...点々と、家の窓には小さな灯がともっている...   点々と、家の窓には小さな灯がともっているの読み方
高見順 「いやな感じ」

...此れ等の建築庭園の到る所に無数の彫刻物が点々として安置されました...   此れ等の建築庭園の到る所に無数の彫刻物が点々として安置されましたの読み方
谷崎潤一郎 「金色の死」

...点々と散らした総模様があり...   点々と散らした総模様がありの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...点々と真紅の花を散らしたように血をしたゝらせながら...   点々と真紅の花を散らしたように血をしたゝらせながらの読み方
谷崎潤一郎 「二人の稚児」

...その昔知っている店が点々としてそここに残っているのは懐しかった...   その昔知っている店が点々としてそここに残っているのは懐しかったの読み方
田山花袋 「日本橋附近」

...県道筋に沿うたまばらな人家には点々と灯がみえ始めて...   県道筋に沿うたまばらな人家には点々と灯がみえ始めての読み方
徳永直 「冬枯れ」

...その間から遠くに街路の灯が点々としてるのが...   その間から遠くに街路の灯が点々としてるのがの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...十本の海水浴用の日傘も点々として派手な色彩で観測点の柵内を色彩っていた...   十本の海水浴用の日傘も点々として派手な色彩で観測点の柵内を色彩っていたの読み方
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」

...まっ白な道路のうえに、椿(つばき)か、薔薇(ばら)かの花びらをまいたように、点々と、血痕がついている...   まっ白な道路のうえに、椿か、薔薇かの花びらをまいたように、点々と、血痕がついているの読み方
火野葦平 「花と龍」

...薄霧の中に麓の灯が点々として見られる...   薄霧の中に麓の灯が点々として見られるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...日本海側には点々とクミと呼ぶ地名がある...   日本海側には点々とクミと呼ぶ地名があるの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...点々と赤いしみが落ちているのだ...   点々と赤いしみが落ちているのだの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

「点々と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「点々と」

「点々と」の英語の意味


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