「点」の意味
小さな印
小説での「点」の使い方
...航海の初期における批点の打ちどころのないような健康の意識はその後葉子にはもう帰って来なかった...
有島武郎 「或る女」
...その十五カ所の放射地点をたどって...
海野十三 「海底大陸」
...小説には或る点進んだ所があるであろう事は私も認める...
高浜虚子 「俳句への道」
...津軽鉄道の終点の中里に九時に着いて...
太宰治 「津軽」
...しかしそういう批評をいくら読んでみても一方の映画のどういう点がどういうわけで...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...従って日本精神の内容は又この点に集中加重される...
戸坂潤 「辞典」
...そういう点にこそ一八三〇年におけるルイ・フィリップの幸運はあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...荒谷の大構図の中での一小点景にすぎない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その点、土器は形も簡単であり、色や材質の差も少いので、こういう研究目的には、恰好(かっこう)の材料である...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...余裕と切迫で代表された生活の結果は」津田は心の中(うち)でその幾分を点頭(うなず)いた...
夏目漱石 「明暗」
...大学の卒業式の折りは実に米国民の思想の最高点に達した時と言って過言(かごん)であるまいと思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...いまだかつて完全な確実性へ切望させない難点だということを私は認める...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...――あの沖の方に沢山な灯りが街のやうに点いてゐるだらう――あれは君...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...冗談らしさに事寄せて他人の弱点を発いたりして...
牧野信一 「山彦の街」
...「男らしい点だけでもましじゃないですか」「今度だって...
「一本の花」
...しかし今日の意味には、通用しないという、その点を...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この点については...
柳田国男 「海上の道」
...この点では竜子氏の画と両極をなしているが...
和辻哲郎 「院展遠望」
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