例文・使い方一覧でみる「灰白色」の意味
スポンサーリンク...灰白色の壁がとても落ち着いた雰囲気を与えている... 
...彼女は灰白色のコートを着ていた...
...私は灰白色のカーテンを探しています...
...この部屋のテーマカラーは灰白色です...
...彼の髪の毛は年を重ねて灰白色になっていった...
...まづ脳髄と称へられる灰白色の塊にも一人前の皺襞（すうへき）を具へなければならぬ...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...母屋の壁の鼠色も収穫小屋のまだらな灰白色も...
有島武郎 「フランセスの顔」
...『灰白色の小指位の大さの虫がある...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...指さきほどの灰白色のぐにゃぐにゃしたものがはいっていたが...
海野十三 「金属人間」
...そして男が着るような灰白色（かいはくしょく）のバーバリ・コートを着て頤（あご）を襟（えり）深く隠していた...
海野十三 「○○獣」
...ウドなどは巨大な花茎をぬいて空に灰白色を花火のようにひらいている...
高村光太郎 「山の秋」
...太い胴体の上部にネズミの足のような手がたくさん出ている灰白色の茸だ...
高村光太郎 「山の秋」
...ぎろぎろする両眼の光とともに灰白色の動物の頭が見えた...
田中貢太郎 「鍛冶の母」
...見渡す限りただ灰白色をした低い建物の死骸（しがい）である...
寺田寅彦 「旅日記から（明治四十二年）」
...糸をたぐりながらくるくると動かしている手足の中にまるまった灰白色の蜘蛛の子は...
豊島与志雄 「未来の天才」
...灰白色の頬をして...
直木三十五 「南国太平記」
...多くは灰白色の石で畳み上げられて...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...療舎の生活は暗いとも明るいとも云へぬそれは灰白色に塗り潰された日々だつた...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...客が来るとその上からコオリ山（灰白色の紬（つむぎ）の一種）の羽織を羽織った...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...三月廿七日マルセイユ見ゆ――灰白色の陸地に松色の樹木が苔のように喰いついている...
横光利一 「欧洲紀行」
...お菓子の石のような灰白色の島が波に噛み砕かれているのが眼についた...
横光利一 「旅愁」
...灰白色の陶土のように滑かな地の襞に...
横光利一 「旅愁」
...まだ生きていたかのような灰白色の一旒（りゅう）が...
吉川英治 「私本太平記」
便利！手書き漢字入力検索