例文・使い方一覧でみる「灰白色」の意味
スポンサーリンク...灰白色の壁がとても落ち着いた雰囲気を与えている... 
...彼女は灰白色のコートを着ていた...
...私は灰白色のカーテンを探しています...
...この部屋のテーマカラーは灰白色です...
...彼の髪の毛は年を重ねて灰白色になっていった...
...これは強火２時間で灰白色の灰になった...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物（1820）」
...まづ脳髄と称へられる灰白色の塊にも一人前の皺襞（すうへき）を具へなければならぬ...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...灰白色（かいはくしょく）の機翼に大きく描かれた真赤な日の丸の印が...
海野十三 「空襲葬送曲」
...灰白色（かいはくしょく）の靄（もや）が女の姿を折おり包んで見えた...
田中貢太郎 「水魔」
...灰白色をした軽捷な...
田山録弥 「ある日」
...ちょっと見ると火打ち石のように見える堅緻（けんち）で灰白色で鋭い稜角（りょうかく）を示したのもあるが...
寺田寅彦 「小浅間」
...見渡す限りただ灰白色をした低い建物の死骸（しがい）である...
寺田寅彦 「旅日記から（明治四十二年）」
...灰白色の揺動く幻だけがこの島の主となる日を考えると...
中島敦 「環礁」
...安石鹸のかけらと同じような灰白色をしている...
中谷宇吉郎 「サラダの謎」
...ソオルの顏は忽ちさつと灰白色に變つてしまつた...
南部修太郎 「死の接吻」
...模糊（もこ）とした灰白色の空間を彷徨している...
久生十蘭 「雲の小径」
...月が灰白色の光を投げて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...灰白色（はいいろ）の渦巻きをヌタクラせている『死人の脳髄』と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...コンナ灰白色の蛇のトグロ巻きみたようなものを...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...家は古びて灰白色...
横光利一 「欧洲紀行」
...荒漠たる平沙の上に一本の樹木の点景さへ持たぬ灰白色の城...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...まだ生きていたかのような灰白色の一旒（りゅう）が...
吉川英治 「私本太平記」
...天を限って聳え立ったこの高いゆたかな岩山には恰もまともに夕日がさして灰白色の山全体がさながら氷の山の様な静けさを含んで見えているのであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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