...歯くそ隠(かくし)の鉄漿(かね)をつけて...
泉鏡花 「薄紅梅」
...皓歯(しらは)に酸漿(ほおずき)を含んでいる...
泉鏡花 「婦系図」
...酸漿(ほほづき)のやうに引(ひつ)くり返さうとしたが...
薄田泣菫 「茶話」
...酸漿(ほほづき)のやうに顔をふくらませた...
薄田泣菫 「茶話」
...子供が酸漿(ほゝづき)を買つて来た...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...脳漿一勺(のうしょういっせき)の化学的変化はとにかく意志の動いて行為となるところ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...濁った脳漿(のうしょう)を持ったものは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...いよ/\七所(なゝとこ)から鐵漿(かね)を貰ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...店頭に置かれている鉢植(はちうえ)の酸漿(ほおずき)...
原民喜 「鎮魂歌」
...少しばかりの漿果(しょうか)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...僕は野菜ならば何でもいいと思ったがジャガ薯に限るね」主人「牛肉の血を絞(しぼ)って肉漿(にくしょう)にする時にも必ずジャガ薯を食べるのはその訳だ...
村井弦斎 「食道楽」
...素人(しろうと)がいかに脳漿を絞っても専門家を凌駕(りょうが)して天下後世へ伝わるほどの名句が出来るはずもないのに...
村井弦斎 「食道楽」
...酸漿(ほおずき)のように真赤になった……と思ううちに鼻の穴と...
夢野久作 「オンチ」
...大脳や小脳や血漿(けっしょう)や細胞や...
吉川英治 「銀河まつり」
...血漿(けっしょう)けむる中へ躍り入った...
吉川英治 「三国志」
...鉄漿爪(おはぐろづめ)「ああ父にすまない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...鉄漿(おはぐろ)を塗ったように...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...赤い酸漿(ほゝづき)の提灯をさげて遠い世界から帰つて来るであらうお精霊たちは...
吉田絃二郎 「八月の星座」
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