...ごく強い金属を硝酸第二水銀の液に漬けると...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...そしておほきな湯船にはだかのからだを再び漬ける時など...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...頭を水に漬けるなんて...
薄田泣菫 「茶話」
...もう一度塩水をかえてていねいに漬けると...
高村光太郎 「山の春」
...やがてまた枠を水の中へ漬ける...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...すぐ洗つて漬ける...
種田山頭火 「一草庵日記」
...さつそく茄子を漬ける...
種田山頭火 「旅日記」
...コップに漬ける造花だの...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...漬けるだけですから宜い訳でしょう...
牧野富太郎 「植物記」
...漬けるものですから絞だけです...
牧野富太郎 「植物記」
...最初に冬瓜を短冊に切って樽の中へ沢庵を漬けるように一側(かわ)並べては塩を沢山かけまた並べてまた塩をかけてなるたけ沢山塩を入れて沢庵漬の通りに重い圧石(おしいし)を置くのです...
村井弦斎 「食道楽」
...その中へ林檎の裏漉しにしたのを入れてよく掻(か)き交(ま)ぜてそれから器(うつわ)ごと水の中へ漬けると寒い時には一時間位で冷えて固まります...
村井弦斎 「食道楽」
...殊に数の子を漬けるに妙なり...
村井弦斎 「食道楽」
...内で漬ける漬物も...
森鴎外 「鶏」
...今透き通る水の中へ足を漬ける...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...味噌は買うが漬け物は自分で漬ける...
山本周五郎 「季節のない街」
...真子を一々串の尖端(さき)で選り分けて塩辛に漬ける...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...あれだけ漬けるには...
吉川英治 「宮本武蔵」
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