...なんとなく浅草へ行きたいなアといった漠然(ばくぜん)とした想いだったが...
高見順 「如何なる星の下に」
...砂漠それ自体の情熱というものも...
豊島与志雄 「砂漠の情熱」
...次には火の砂漠がありました...
豊島与志雄 「手品師」
...漠然(ばくぜん)とした深い憂愁だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この北の沙漠に路を失い水に渇(かつ)え...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...泥炭地は大抵は一望千里の広漠たる平地で...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...まだ漠然(ばくぜん)と瓦斯(ガス)のごとく残っていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...それつきりで」このお光を襲つた漠然(ばくぜん)とした不安は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其史家に與ふべき史的觀念の極めて漠然たるべきにも關せず...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...沙漠の涯の夕闇にまぎれこもうとしていた...
久生十蘭 「海難記」
...冬の夜明けのような極く漠然とした希望の光が頭の中へ射込(さしこ)んで来た...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...ただこの宇宙のような漠然とした心持ちだけで何年もの間をさまよいあるいているか」また...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...何らの景色なるか何らの人事なるか茫漠(ぼうばく)として読者に知れがたき者多し...
正岡子規 「俳諧大要」
...あの絶大な茫漠たる予感をのけたら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...そこは一面に破片の沙漠だ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
......
夢野久作 「猟奇歌」
...それ等はいかにも廣漠としてゐるので...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...漠(ばく)として...
吉川英治 「宮本武蔵」
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