...彼女に振られたので、最近の私の恋愛は滅茶苦茶だ...
...彼が作った料理は滅茶苦茶に辛かった...
...昨夜は遅くまで飲んで、今朝の頭は滅茶苦茶だ...
...テスト中にあまりにも滅茶苦茶な答えを書いてしまい、後で恥ずかしかった...
...彼の日本語は滅茶苦茶上手になった...
...猫の糞可哀相(かはいさう)なり、鼻下の髯、二分(ブ)程のびて物いへば、いつも滅茶苦茶、今も猶(なほ)無官の大夫、実際は可哀相だよ...
石川啄木 「詩」
...それらの血の流れの方向が全く滅茶苦茶(めちゃくちゃ)であって...
江戸川乱歩 「悪霊」
...滅茶苦茶に放り出してあった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...滅茶苦茶に、ぶん殴りたい...
太宰治 「十二月八日」
...ひどく調子づいて御自分の事を滅茶苦茶に悪くおっしゃいます...
太宰治 「新ハムレット」
...四年間の生活は滅茶苦茶で...
太宰治 「小さいアルバム」
...いまに二人を滅茶苦茶にするのだ...
太宰治 「人間失格」
...勝手に滅茶苦茶な配列になっているもののことであって...
中谷宇吉郎 「雪」
...僕は夕方には滅茶苦茶に混乱する電車に揉まれて...
原民喜 「飢ゑ」
...僕を滅茶苦茶に押してくる人間...
原民喜 「魔のひととき」
...俺は滅茶苦茶に不満なんだ...
平出修 「公判」
...滅茶苦茶に赤ちやんの頭をいぢくつてゐた...
平山千代子 「赤ちやん」
...あの二人に彼処で酔はれてしまつては一切のプログラムが滅茶苦茶になつてしまふ――と私は...
牧野信一 「酒盗人」
...いつそ滅茶苦茶に引ずり回してやらうか――などといふ悩ましい妄想に駆り立てられもした...
牧野信一 「滝のある村」
...大概酷く酔つてゐる時なので途中からはまるつきり滅茶苦茶になつて足踏みさへも怪しいが...
牧野信一 「断想的に」
...」と滅茶苦茶に喚いた...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...好漢(おとこ)を滅茶苦茶にしてくれるなよ」と親身になって戒(いまし)めた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そのためにからだを滅茶苦茶(めちゃくちゃ)に破壊してしまった...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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