...彼女に振られたので、最近の私の恋愛は滅茶苦茶だ...
...彼が作った料理は滅茶苦茶に辛かった...
...昨夜は遅くまで飲んで、今朝の頭は滅茶苦茶だ...
...テスト中にあまりにも滅茶苦茶な答えを書いてしまい、後で恥ずかしかった...
...彼の日本語は滅茶苦茶上手になった...
...……おんつぁんがゐねえばもう俺は滅茶苦茶さ...
有島武郎 「骨」
...滅茶苦茶(めちやくちや)だ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...今日は支那の十二月二十八日にて学校も冬期休業中ゆゑいたって閑散なるべき理窟(りくつ)なれど小生の職務は学堂庶務会計一切の事宜を弁理するにありと支那流にては申す職掌ゆゑ日曜も祭日も滅茶苦茶に忙がしく...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...かういふ輩(てあひ)に遭(あ)つては何(なに)も角(か)も滅茶苦茶に荒されてしまふ...
薄田泣菫 「茶話」
...其時順序が滅茶苦茶になつたのである...
高濱虚子 「俳諧師」
...味の素を振りかけるとは滅茶苦茶だ...
太宰治 「グッド・バイ」
...去年、佐渡へ御旅行なされて、その土産話に、佐渡の島影を汽船から望見して、満洲だと思ったそうで、実に滅茶苦茶だ...
太宰治 「十二月八日」
...まるで、滅茶苦茶である...
太宰治 「パウロの混乱」
...もっとも全くの独学で発音も何も滅茶苦茶なので...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...すっかり滅茶苦茶にしてしまったのである...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...銃眼(じゅうがん)のある角を出ると滅茶苦茶(めちゃくちゃ)に書き綴(つづ)られた...
夏目漱石 「倫敦塔」
...滅茶苦茶に照って...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...滅茶苦茶にあがき廻つた揚句...
原民喜 「火の唇」
...滅茶苦茶にあがき廻った挙句...
原民喜 「火の唇」
...僕の頭は水の音とポンプの音でひつくり返り滅茶苦茶にゆすぶられてゐる...
原民喜 「魔のひととき」
...いったいロシア人に滅茶苦茶な疾駆の嫌いな者があるだろうか? 浮いた浮いたの放蕩が三度の飯よりも好きで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...……馬も議論も主義も何も滅茶苦茶さ...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...滅茶苦茶に走らせました...
夢野久作 「白髪小僧」
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