...滅茶滅茶に道楽をして見るが好(い)い...
芥川龍之介 「路上」
...そして木造家屋なんか滅茶滅茶に壊してしまうんだぞ」「それじゃ...
海野十三 「空襲下の日本」
...あなたのおかげで滅茶滅茶なのですよ...
太宰治 「新ハムレット」
...滅茶滅茶先生の本はよい本ですか...
太宰治 「ロマネスク」
...この滅茶滅茶な乱暴な決裁と同時に見る見る音立てて崩れ去ってゆくような気持がしてきたのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...ワイシャツなんぞ滅茶滅茶だ! 俺は払わんから医者の金は君が払っといてくれ!」とプリプリしながら...
橘外男 「葛根湯」
...あるいは格闘の際滅茶滅茶になったものに違いない...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...実は令夫人が昨夜のお蔭で滅茶滅茶(めちゃめちゃ)なんだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...滅茶滅茶に」電気蓄音機が再び獰猛にフォックス・トロットを唸って...
野村胡堂 「踊る美人像」
...神田からわざわざ本所まで恥をかきに来たようなものさ」いやもう滅茶滅茶です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この身代は滅茶滅茶だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...訳のわからぬ事をブツブツ言いながら滅茶滅茶に線香を立てております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「滅茶滅茶にやられましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...前から知っていたって本人が言うそうですよ」「それから」「今でも滅茶滅茶に東海坊の悪口を言って歩きますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の美しい顔を滅茶滅茶にする気でお鈴が火鉢を落したに相違ないと思ったことだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...善惡共に滅茶滅茶の評判です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...滅茶滅茶に泳いで来たら...
牧野信一 「競馬の日」
...引返したところで今日の一日は滅茶滅茶に決つてゐる...
牧野信一 「創作生活にて」
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