...湘江を隔てた嶽麓(がくろく)へ麓山寺(ろくざんじ)や愛晩亭を見物に出かけた...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...かういふ大都会の中の川は湘(げんしやう)のやうに悠々と時代を超越してゐることは出来ない...
芥川龍之介 「本所両国」
...僕はO君と話しながら「湘日夜東に流れて去る」という支那人の詩を思い出した...
芥川龍之介 「本所両国」
...一人(いちにん)の猶子(いうし)韓湘(かんしやう)あり...
泉鏡花 「花間文字」
...韓湘(かんしやう)拜謝(はいしや)して曰(いは)く...
泉鏡花 「花間文字」
...続々湘南の海岸へ押(おし)かけるのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...芥川は汽車に乘つて(湘南電車といふものはまだなかつた)鎌倉の小町園のおかみさんに會ひにいつてゐる...
小穴隆一 「二つの繪」
...五湘南(しょうなん)から伊豆の町々へかけて...
大阪圭吉 「香水紳士」
...横山大観(よこやまたいかん)の湘八景(しょうしょうはっけい)はどうも魂が抜けている...
寺田寅彦 「昭和二年の二科会と美術院」
...松風さびしき湘南(しょうなん)の別墅(べっしょ)に病める人の面影(おもかげ)は...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...湘南の或る療養所に室の予約が出来たことを知らせて来た...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...岸田俊子(きしだとしこ)(湘煙(しょうえん))女史があり...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...中島湘煙女史というひとは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...湘陽紀行六月二十五日の条に至つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...唐人の「我は瀟湘に向ひ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...炎々数日らいの湘南の兵火は...
吉川英治 「私本太平記」
...湘陰寺(しょういんじ)で寂(じゃく)したとなっている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...もし東京の地震が横浜や湘南(しょうなん)地方のように激烈であって...
和辻哲郎 「地異印象記」
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