...「渡守さん」は、川や海にかかる渡し場で働く人の肩書きです...
...子どもたちは、毎日学校に通うために、渡守さんに連れられて渡し船で川を渡っています...
...渡守さんが昔話をしてくれる、川沿いの宿は、旅行者に人気の観光地です...
...渡守さんが夜通し苦労して、道路の開通を守り抜いた様子が新聞で取り上げられていた...
...渡守さんのおかげで、子どもたちは安全に学校に通えています...
...彼の本多佐渡守が秀忠将軍の乳母なる大婆に一言咎められて...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...当時若年寄を勤めている板倉佐渡守(さどのかみ)には...
芥川龍之介 「忠義」
...そこでさすがの佐渡守も...
芥川龍之介 「忠義」
...」佐渡守は、こう云って、じろりと宇左衛門を見た...
芥川龍之介 「忠義」
...佐渡守の云い渡した一部始終を聞くと...
芥川龍之介 「忠義」
...こゝの渡守に甚兵衞といふものあり...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...松井佐渡守は老死しました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...佐渡守親康の女なり...
太宰治 「右大臣実朝」
...*天和四年一月一日――即ち今から二百二十年前――中川佐渡守が年始の礼に出かけて...
小泉八雲 田部隆次訳 「茶碗の中」
...同じ日の夕方おそく佐渡守の邸内で当番をしている時...
小泉八雲 田部隆次訳 「茶碗の中」
...稲葉佐渡守(いなばさどのかみ)へ「頑固者じゃのう」と...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...この松平佐渡守の中間部屋に流連荒亡(りゅうれんこうぼう)している...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...安原は向柳原の藤堂佐渡守高矗(たかのぶ)が屋敷に移り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大目付は大岡佐渡守...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ぎょっとするような御英気の閃(ひらめ)きをお見せあるかと思えば――あの林佐渡守などを...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのとき、本多佐渡守は、家康へいった...
吉川英治 「新書太閤記」
...これは本多佐渡守(ほんださどのかみ)の著と言われながら...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...佐渡守のような狂信的なところはない...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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