例文・使い方一覧でみる「清冽」の意味

...わたしはこの清冽な水が好きです... わたしはこの清冽な水が好きですの読み方

...冬の寒い日には、清冽な空気が気持ちいいです... 冬の寒い日には、清冽な空気が気持ちいいですの読み方

...清冽な目で見つめられると、緊張してしまいます... 清冽な目で見つめられると、緊張してしまいますの読み方

...清冽な音色が聞こえてきます... 清冽な音色が聞こえてきますの読み方

...雨が降った後は、空気が清冽になります... 雨が降った後は、空気が清冽になりますの読み方

...清冽一塵の交るを許さぬ... 清冽一塵の交るを許さぬの読み方
泉鏡花「婦系図」

...四人の侍女たちが清冽な水に白い脚を浸（ひた）して笑い戯れながら... 四人の侍女たちが清冽な水に白い脚を浸して笑い戯れながらの読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...それよりももっと規模の大きな微温室（テピダリウム）……油湯（エレオテジウム）……塗膏室……納涼室（ラコニクム）……化粧室……菫（すみれ）の薫りのする清冽な水を噴き上げている屋内噴水池……... それよりももっと規模の大きな微温室……油湯……塗膏室……納涼室……化粧室……菫の薫りのする清冽な水を噴き上げている屋内噴水池……の読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...山吹橋巴ヶ渕、清冽閑寂... 山吹橋巴ヶ渕、清冽閑寂の読み方
種田山頭火「旅日記」

...流石に夕空の清冽な色の中に... 流石に夕空の清冽な色の中にの読み方
外村繁「落日の光景」

...清冽とも言えるほど澄みきって... 清冽とも言えるほど澄みきっての読み方
豊島与志雄「牛乳と馬」

...唇に清冽な感じが来た... 唇に清冽な感じが来たの読み方
豊島与志雄「春盲」

...一脈の清冽さを湛えていたということです... 一脈の清冽さを湛えていたということですの読み方
豊島与志雄「白塔の歌」

...清冽な池水の中に泳がせておけば... 清冽な池水の中に泳がせておけばの読み方
豊島与志雄「文学以前」

...激しく流れる清冽（せいれつ）の水に身体を沈める... 激しく流れる清冽の水に身体を沈めるの読み方
永井隆「長崎の鐘」

...その清冽な原質は此の世のものではなかつたのだ... その清冽な原質は此の世のものではなかつたのだの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー　Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」

...岩の縁には清冽な水の流があり... 岩の縁には清冽な水の流がありの読み方
沼井鐵太郎「黒岩山を探る」

...清冽な後味を跡に殘つた人達の上に與へることが出來るのである... 清冽な後味を跡に殘つた人達の上に與へることが出來るのであるの読み方
堀辰雄「黒髮山」

...八ツ手の花は品はないが朝霜の中では清冽な一脈の気焔を上げてゐる...
室生犀星「冬の庭」

...底の水草が透（すき）とおって見えるほどな清冽な流れを見た... 底の水草が透とおって見えるほどな清冽な流れを見たの読み方
吉川英治「剣難女難」