...お前たちの清い心に残酷な死の姿を見せて...
有島武郎 「小さき者へ」
...今日も一ついい事をしたと清い心をもって夜のねむりにつきました...
有島武郎 「燕と王子」
...純之進は全く清い清い心になりすました...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...賤(いや)しい育ちではあるが家計にたくみでまた優しい清い心を具えている母...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...清い心の迷乱を引き起さないものはあるまいと感ずるからである...
夏目漱石 「それから」
...うそ偽りのない清い心の持主を斥すのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...さういふ清い心を貰つて自分の心としたら如何であらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...女の児の清い心持ちに感心をしてため息をしました...
夢野久作 「白椿」
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