「淵」の意味
深い水たまり
小説での「淵」の使い方
...きっと釜が淵のあたりに落したのだ...
太宰治 「風の便り」
...みのるはそこにも失望の淵が横つてゐるのを...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...淵の中に立つてゐたのでせうが...
土田耕平 「千本木川」
...これが人生に於ける不幸の淵源である...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...淵川(ふちかわ)へ身を投げんでも済んだ訳だね」「ところが――先方(さき)でも器量望みで御貰(おもら)いなさったのだから...
夏目漱石 「草枕」
...もし『圓朝全集』第一巻「真景累ヶ淵」を通読されること以外に親しくその辺の口演に接したいといわれる方あらば...
正岡容 「我が圓朝研究」
...と答へん者賀茂真淵(かものまぶち)を始め三...
正岡子規 「墨汁一滴」
...土淵村は、陸中国上閉伊郡にある...
水野葉舟 「土淵村にての日記」
...みんな急いで着物をぬいで、淵の岸に立つと、しゅっこが云った...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...目の前がまるでまっ黒な淵(ふち)のようだ...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...名は淵(えん)、字(あざな)は伯寿、本御厩(みうまや)氏、肥前の人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...深淵(ふかぶち)さんだと云う...
森鴎外 「鼠坂」
...五四閉伊川(へいがわ)の流(なが)れには淵(ふち)多く恐ろしき伝説少なからず...
柳田国男 「遠野物語」
...この剣法の淵源(えんげん)は...
吉川英治 「剣難女難」
...深く淵(ふち)にいたものが...
吉川英治 「三国志」
...「淵之助っ、間道へ向え」瀬兵衛は、股肱(ここう)の中川淵之助に兵三百をさずけて先にやり、また直ちに、「入江土佐、古田喜助、久保甚吾――...
吉川英治 「新書太閤記」
...鄒淵(すうえん)と鄒潤(すうじゅん)を上座に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鮠(はや)などの魚が瀬や淵で釣れる...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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