例文・使い方一覧でみる「浅はか」の意味
スポンサーリンク...そんな事で葉子の心をはぐらかそうとする彼らの浅はかさがぐっと癪（しゃく）にさわった）新聞記者はともかくも……じゃない... 
有島武郎 「或る女」
...実に浅はかな考えではあるが無理もないことだ...
江戸川乱歩 「心理試験」
...ただ女の浅はかな考えから軽はずみなことをしてくれるな...
大杉栄 「獄中消息」
...これは天然の深さと広さを忘れて人間の私を買いかぶり思い上がった浅はかな慢心の現われた結果であろう...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...浅はかな人間の智慧で...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...その場その場の浅はかな訴えに動かされて...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...道づれをつくりたいと云ふ甘つたれた浅はかな慾望が...
林芙美子 「浮雲」
...市井の平凡なお神さんや娘さんの心にも達せぬ浅はかなひとが多いのはどうしたことだろう...
林芙美子 「平凡な女」
...この区別は全く浅はかで取るに足らないものである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...そんな浅はかな恋があるでせうか...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...そんな浅はかな亡び方では決してないのです...
北條民雄 「いのちの初夜」
...朕の妻は浅はかな女優...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...世にも浅はかなる面貌となりたり...
牧野信一 「変装綺譚」
...ひどい！ いくら私が浅はかでも...
三好十郎 「樹氷」
...あの浅はかな人たちは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いかにも文化住宅の浅はかさを...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...今姑（しばら）く自分の欧洲に於ける浅はかな智識で推し量ると...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...船の余りに苦しければポオト・サイドの港に入（い）る日我や下船すべきなど浅はかなる訴へを致し居（を）り候（さふら）ひき...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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