例文・使い方一覧でみる「流し目」の意味


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...人目を憚(はばか)らない酔態に皮肉な流し目を送っていた...   人目を憚らない酔態に皮肉な流し目を送っていたの読み方
芥川龍之介 「素戔嗚尊」

...流し目にじろりと彼の顔を見て...   流し目にじろりと彼の顔を見ての読み方
芥川龍之介 「偸盗」

...そして事務長を流し目に見やって...   そして事務長を流し目に見やっての読み方
有島武郎 「或る女」

...意外な発見「いやにひねくれた奴ですなあ」大寺警部は戸口の方をちょっと流し目で見て...   意外な発見「いやにひねくれた奴ですなあ」大寺警部は戸口の方をちょっと流し目で見ての読み方
海野十三 「地獄の使者」

...それは何でございますの?」呆気に取られてぽかんとしている私の顔を彼は流し目に見やりながら...   それは何でございますの?」呆気に取られてぽかんとしている私の顔を彼は流し目に見やりながらの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」

...依頼人に流し目を送る...   依頼人に流し目を送るの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」

...彼の方でもまたそっと流し目に見やった...   彼の方でもまたそっと流し目に見やったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...彼女は感動した媚(こ)びある流し目で...   彼女は感動した媚びある流し目での読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...彼の機嫌(きげん)を取るためしきりに流し目を使っていたが...   彼の機嫌を取るためしきりに流し目を使っていたがの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...「上げましょうか」と藤尾は流し目に聞いた...   「上げましょうか」と藤尾は流し目に聞いたの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...柱にあたってがちゃンと砕けた瀬戸ものを流し目に見ながら彼はしずかな声で云った――云うことが出来た...   柱にあたってがちゃンと砕けた瀬戸ものを流し目に見ながら彼はしずかな声で云った――云うことが出来たの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...いくらか流し目さえ使って...   いくらか流し目さえ使っての読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...もうじき今月の狂言もおわりますゆえ、そうしたら、ゆっくりお目にかかりたいもの――」「何ですッて! 気の長い!」と、お初はジロリと、流し目をくれて、「あたしが、どんな世界に生きている身か、知らないお前でもあるまいに――」彼女は、別に、声も低めなかった...   もうじき今月の狂言もおわりますゆえ、そうしたら、ゆっくりお目にかかりたいもの――」「何ですッて! 気の長い!」と、お初はジロリと、流し目をくれて、「あたしが、どんな世界に生きている身か、知らないお前でもあるまいに――」彼女は、別に、声も低めなかったの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...月光の中に倒れている女の姿をジロリと流し目に――「なぜ顔を上げない? なぜ早く両手をついて詫びないか...   月光の中に倒れている女の姿をジロリと流し目に――「なぜ顔を上げない? なぜ早く両手をついて詫びないかの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...弥兵衛は流し目に...   弥兵衛は流し目にの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...――ことば少なに、あとは流し目で、「いつも、おすこやかで」と、ひとみに、えならぬ情気をトロと焚(た)いてみせる...   ――ことば少なに、あとは流し目で、「いつも、おすこやかで」と、ひとみに、えならぬ情気をトロと焚いてみせるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...名に負う八景の風光を流し目にして...   名に負う八景の風光を流し目にしての読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...いやらしい流し目(ウィンク)を...   いやらしい流し目をの読み方
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」

「流し目」の読みかた

「流し目」の書き方・書き順

いろんなフォントで「流し目」

「流し目」の英語の意味


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