...これらの傾向はたいがい気まぐれなものではなく...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...おまえの気まぐれのために...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...気まぐれではなかったのにどうしたことか中止してしまった...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...ほんとうに気まぐれだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...気まぐれや偏見などと同類のものだとも言えよう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...』『こうした気まぐれな想像でやっている話を...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「私の様な気まぐれ者はその時その時の出来心で働くのです...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...とても気まぐれな娘ですから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...もはや単なる気まぐれとしてしりぞけられなくなって以来...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...」「じゃまったくbton rompu(気まぐれ)なんですね……いわゆる芸術家気分というやつですか……それでは明日の午後に――」そういったなり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...やっと気まぐれでない勉強の意味がわかりかかったようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...唯その気まぐれによりてなすなり(サルスティウス)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...新しき気まぐれの恋もて古き恋を忘れざるべからず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中には変りものや、凝り性、気まぐれもの、又は一種のダダイズムとも見るべき変通人なぞが居るから、往来を歩いてもちょっと見わけにくい...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...――気まぐれに散歩に来たのぢやないの...
與謝野寛 「素描」
...いわば遊山の気まぐれに廻って来たこと...
吉川英治 「江戸三国志」
...そんな気まぐれもなさるかもしれない...
吉川英治 「大岡越前」
...気まぐれじゃ...
吉川英治 「三国志」
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