...上様にはたちまち震怒(しんど)し給い...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...「それ神の震怒(いかり)は不義をもて真理を抑うる人々に向って天より顕わる」とのパウロの言の如きは彼等の受納(うけ)ざる所である(羅馬書一章十八節)...
内村鑑三 「聖書の読方」
...殊に来らんとする神の震怒(いかり)の日に於ける彼等の仲保者又救出者として仰いだのである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...彼れ震怒(いかり)をもてこれを覆(くつがえ)し給う」は火山の爆声を形容せし語...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...汝の震怒(いかり)の息(や)むまで我を掩(おお)い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...天地震怒して相戦ふ...
太宰治 「右大臣実朝」
...ここに鎌倉の天地震怒の和田合戦も...
太宰治 「右大臣実朝」
...帝の震怒(しんど)を犯してまで陵のために弁じようとする者はない...
中島敦 「李陵」
...満廷の群臣色を喪(うしな)い汗を握る暇もなく、皇帝震怒、万雷一時に激発した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...身をふるわせて震怒(しんど)せられた...
吉川英治 「三国志」
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