例文・使い方一覧でみる「毛唐人」の意味
スポンサーリンク...ペラ／＼ペラ！」「丸で毛唐人の樣だ... 
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それには一度毛唐人の国へ行って来た方が好いとのお話……私は...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...「日本人と毛唐人との思惑違いというのなら話は分る...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...毛唐人（けとうじん）の仲間である...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...ともかくも目立って見える日本固有の詩形の中でも特に俳諧連句（はいかいれんく）という独自なものの存在する事をこれらの毛唐人（けとうじん）どもが知っていたかどうか...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...毛唐人の眼は夜見える代りに...
直木三十五 「南国太平記」
...尤（もっと）も毛唐人（けとうじん）にいわせると――毛唐人といっては穏かでないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...世界中でも類の無い山だと毛唐人が言いましたから確かでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...毛唐人がそれを一息にグッと飲んでしまったものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの毛唐人の仲間らしいよ」二騎轡（くつわ）を並べてこの場へ来合わせたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「幕府を打潰（ぶっつぶ）す――毛唐人を追巻（おいま）くると云い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...動もすれば毛唐人とか赤髯とか云ふ噂を度々私などは聞くことであるが...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...此方で毛唐人だの赤髯だのと斯う云ふ卑しい言葉を使へば...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...毛唐人のＦなどは...
牧野信一 「或る日の運動」
...千波万波を蹴立てて乗り込んでくる毛唐人の蒸気船は...
正岡容 「寄席」
...毛唐人なあ気の利いとるケニ」「一番...
夢野久作 「近世快人伝」
...毛唐人の大工なんてものは無器用でゲスからあの箱根細工のような細かい仕事が...
夢の久作（夢野久作） 「人間腸詰」
...この毛唐人が俺をここまで引っぱり込むために囮（おとり）に使ってやがったのか...
夢の久作（夢野久作） 「人間腸詰」
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