...月白く露深き丘の上に遥(はる)かに印度洋の鞳(とうとう)たる波濤を聞きつつ薪(まき)を組上げて荼毘(だび)に附した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...またの御名は狹依毘賣(さよりびめ)の命といふ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また大毘古(おほびこ)の命が女...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...志毘の臣が家を圍(かく)みて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...其弟玉依毘売に附けて...
高木敏雄 「比較神話学」
...その荼毘所を見ながら行き過ぎてしまうと云うのは無道ではないか...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...毘沙門前の停留場を降りてすぐ五...
近松秋江 「狂乱」
...近くの金毘羅(こんぴら)ということにきまった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...神明や金刀毘羅(こんぴら)の縁日などを押し歩いて...
徳田秋声 「仮装人物」
...船に乗る者は深く金毘羅を信じたものである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その荼毘の跡には堂を建てて御墓堂と名づけて念仏した...
中里介山 「法然行伝」
...それから揚場(あげば)を筋違(すじかい)に毘沙門前(びしゃもんまえ)へ出た...
夏目漱石 「それから」
...この話自身は余りゾッとせぬ(『根本説一切有部毘那耶(こんぽんせついっさいうぶびなや)』四七...
南方熊楠 「十二支考」
...「金毘羅(こんぴら)さんの坊ちゃんでしたわね...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...杉本健吉の毘沙門絵馬...
吉井勇 「老境なるかな」
...毘沙門旗(びしゃもんき)のいたずらに啾々(しゅうしゅう)と嘯(うそぶ)くばかりで...
吉川英治 「上杉謙信」
...侍中辛毘(しんび)からこう聞かされたとき...
吉川英治 「三国志」
...辛毘(しんび)、あざなは佐治(さじ)、これは潁州(えいしゅう)陽(ようてき)の生れ、大才の聞え夙(つと)にたかく、いまや魏主曹叡の軍師として、つねに帝座まぢかく奉侍している...
吉川英治 「三国志」
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