...496 勇將を洪水に比するは V 87 にもあり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...旅行者の実際の行動を指導する旅行案内書ともなることに比することが出来るであらう...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...我邦革命史上においてマヂニーに比する者を求めば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「之を緒方博士所藏の蘭本原文と比するに文章は勿論同じだが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...我が伊藤統監を以て此の二人に比するは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人家の櫛比するものあるをみる...
長塚節 「草津行」
...催馬樂はこの二つのものに比するに...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...現代の文学者をもって探偵に比するのははなはだ失礼でありますが...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...意志の大いさは絶望の大いさに正比する...
北條民雄 「いのちの初夜」
...景樹の歌がひどく玉石混淆(ぎょくせきこんこう)であるところは俳人でいうと蓼太(りょうた)に比するが適当と被思(おもわれ)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...しかし『文鳳麁画』に比すると...
正岡子規 「病牀六尺」
...日本梨の液も西洋梨の液に比するとやはり清涼なところがあつて...
正岡子規 「病牀六尺」
...(古今集の誹諧歌も佗洒落なり)これを以て萬葉及び俳句の如く趣味を備へたる滑稽に比するは味噌と糞を混同する者なり...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...もしくは西洋の数学史上の事実に対比する等のことをするだけで満足されるのか知れないけれども...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...なお第二巻第十六章「栄誉について」の章とも対比するならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...単なる一端の事例だけをもって対比することはできない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...これに比する者を呉に求めるなれば...
吉川英治 「三国志」
...航海一条の口書に比するときは雲泥(うんでい)の違(ちが)ひといふべし...
吉田松陰 「留魂録」
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