...かように毒づくのであるから時々世間の人達のご機嫌を損うこともあるが...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...先生も我輩も毒づくばかりを能としない...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...「往年のテロリスト仲間さ」と毒づくように言っていた...
高見順 「いやな感じ」
...後には毒づくように言って追い立てようとした...
近松秋江 「うつり香」
...呆(あき)れて応答も出来ないような野卑な口をきいて毒づくのである...
近松秋江 「霜凍る宵」
...私にはお前の手が見えすぎる」と毒づく時の...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...あの毒づくことは!」と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...さんざ毒づくのさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...今更みこしかつぐこたあるまい」と毒づく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...毒づく老予言者に似ている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一向に働こうとしない父を毒づく...
山川方夫 「その一年」
...腰抜け」「そう毒づくなよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...弱い囚人は可愛がってやるが、上役に毒づくし、仲間の牢番なども、威張る奴へは、こッぴどくたてをつく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ただ毒づくばかりだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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