...彼は正直一途な人だ...
...正直一途に努力することが成功への道だ...
...あのカップルはお互いに正直一途だと思う...
...正直一途な人間関係を築くことが大切だ...
...仕事においても、正直一途であることが信頼を得る秘訣だ...
...元来正直一途で多血な正造は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正直一途な、眞正面からの、生理的全存在的な、繪畫そのもの、表現そのものへの追求以外に、彼には特別な異質が無い...
高村光太郎 「正と譎と」
...大番頭は祿兵衞(ろくべゑ)といつて、名前の通りむづかしい四十男、これは三右衞門に代つて店の支配をし、大勢の奉公人を取締つて居りますが、正直一途で、金儲(かねまうけ)や商賣のことにかけては、鬼神のやうな男ですが、家の中の取締りはあまりよく行き屆きません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丑松は正直一途の人間で金を溜めるより外に望みのない男だか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...正直一途らしい人物です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに比(くら)べると、小染には惡い評判はなく、人氣は近頃メキメキと小艶を凌(しの)いでをりますが、唯正直一途で、道化の玉吉に耻をかゝせたり、竹乘りの玉之助の不正を見て見ぬ振りができなかつたり、變なところで怨みを買つてゐたことも事實です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正直一途の朴訥(ぼくとつ)な男...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...知ってるだけのことを訊きたいが――」「正直一途(いちず)の男でございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お芳さんは本当に良い方で」「お神(かみ)さんはどうだ」「正直一途(いちず)の方でございます」これは大した褒めようもなかったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その代り正直一途で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...明けつ放しで正直一途で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全く子供のように正直一途(しょうじきいちず)で...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...正直一途(いちづ)な男だつたね」「さうね...
林芙美子 「浮雲」
...いけッ太え畜生だ」正直一途の萬朝はもうカンカンになって腹を立てていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...だが正直一途の貧乏人のあばら家へやってきて...
正岡容 「小説 圓朝」
...なんと正直一途の性格であることが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...常に正直一途な家臣としての運命でなければならなかった事情を...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...正直一途に小さな智恵をしぼって書いてみせた為...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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蝕まれた 厭倦 惚れて通えば千里も一里
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