...――一 無言に終始した益軒の侮蔑(ぶべつ)は如何に辛辣(しんらつ)を極めていたか!二 書生の恥じるのを欣(よろこ)んだ同船の客の喝采(かっさい)は如何に俗悪を極めていたか!三 益軒の知らぬ新時代の精神は年少の書生の放論の中にも如何に溌溂(はつらつ)と鼓動していたか!或弁護或新時代の評論家は「蝟集(いしゅう)する」と云う意味に「門前雀羅(じゃくら)を張る」の成語を用いた...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...」と欣七郎が、のっけに快活に砕けて出て、「疑いなしだ、一等賞...
泉鏡花 「怨霊借用」
...――欣七郎は紳士だから...
泉鏡花 「怨霊借用」
...急心(せきごころ)に草を攀(よ)じた欣七郎は...
泉鏡花 「怨霊借用」
...俳優も亦衆俗の称賛を得て欣然たるが如し...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...遊ばせて置いて上げるわ」福松の欣々(いそいそ)として帰ったのはこれがためでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...結局は苦い諫言(かんげん)よりも甘い諂諛(てんゆ)に欣(よろこ)ばされてしまう...
中島敦 「弟子」
...性となった・あの文字を連ねることの霊妙な欣ばしさ...
中島敦 「光と風と夢」
...欣々女史の帯とおなじ裂(き)れだそうです...
長谷川時雨 「江木欣々女史」
...欣二歩き出して食卓の方へ来る...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...一度ガックリと落胆した顔)ああ!欣二 ……どうしたんだい?双葉 ……うん...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...オヨソ戦ニ勝ツハソノ極理兵ヲシテ欣(ヨロコ)ンデ死ナシムルニ有(アリ)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...その欣しさに、つい前後の弁(わきま)えなく、藤吉郎は、お礼を述べた口で、うっかりいってしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...大きな欣びがもんどり打って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...よい弟子が一人ふえたと欣んでいるらしい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...欣しそうな苦笑だった...
吉川英治 「松のや露八」
...青田祭りの欣びをいたしました...
吉川英治 「宮本武蔵」
...欣然としているのだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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