...それでほとんどデビーに次ぐの尊敬を払いはじめた...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...これに次ぐに数十万の軍兵を以てしたのは...
大隈重信 「日本の文明」
...その五国栖(くず)さてこれからは私が間接に津村の話を取り次ぐとしよう...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...之に次ぐものは生産関係による自然科学の制約である...
戸坂潤 「科学論」
...心理学乃至生理学に於けるゲシタルト理論や生物論に於ける全態説論議などが之に次ぐものだろう...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...御居間へは出られないから小姓が取次ぐのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それに次ぐのが、この一所持で、三男以下の人々の家柄を指すのであった...
直木三十五 「南国太平記」
...おそらくベートーヴェンに次ぐものがあるだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...改めて取次ぐ迄もあるめえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...公方様にも次ぐ位に似つかわしい筈はございませぬ...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...これを荷主に取り次ぐのは...
火野葦平 「花と龍」
...惜しいことに之を次ぐものがない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...如何なる名句をもってこれに次ぐも...
穂積陳重 「法窓夜話」
...(午後三時書き次ぐ)また少し胸が痛む……あの變な...
水野仙子 「道」
...日本の巫女のように神の言葉をそのまま取次ぐのではなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...陣務に次ぐ陣務で...
吉川英治 「私本太平記」
...道教において一位に次ぐ道位(くらい)をもっている一清道人の公孫勝がつとめた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...だが、わしが、「藤孝様がお越しになられました」と、取次ぐと、そんな折でも、「おう...
吉川英治 「茶漬三略」
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