...「東方の人」はこの「衛生学」を大抵涅槃(ねはん)の上に立てようとした...
芥川龍之介 「西方の人」
...大般涅槃(だいはつねはん)の御時(おんとき)にさえ...
芥川龍之介 「俊寛」
...彼の肉體には將に涅槃を證せむとする使命が宿つてゐたからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...」(涅槃経)3 「兵法剣形(けんぎょう)の大事もこの妙法より出たり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...すなわち「涅槃(ねはん)」のことをいうのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...涅槃(さとり)へ達する唯一の道なのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...ところでこの「涅槃(ねはん)」ということですが...
高神覚昇 「般若心経講義」
...然るに中央アジアの出土品の中に大乗涅槃経の梵本があった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...大きな花崗石(みかげいし)を彫って黄金を塗りつけた涅槃像(ねはんぞう)がある...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...大恩教主の秋の月は涅槃(ねはん)の雲に隠れ……」勧進帳の読上げも凜々(りんりん)たる調子を張って...
中里介山 「大菩薩峠」
...上品の感傷とは、十字架上の耶蘇である、佛の涅槃である、あらゆる地上の奇蹟である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...もとより十字架にかかる所以のものは我れの涅槃に至ればなり...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
......
三好十郎 「捨吉」
...浮屠氏(ふとし)の涅槃(ねはん)...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...涅槃(ねはん)の席に間に合わなかった故に...
柳田国男 「年中行事覚書」
...しかし彼の解脱――意志なき認識や涅槃(ねはん)などにおいては...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
...そうして涅槃経の文(巻二十五)から察すると...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...かくのごとく道元は悉有の語義を涅槃経の知らざる方向に深めた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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