...大きさを云へば、妙義は二里四方、榛名は六里四方、赤城は十里四方の地盤を占む...
大町桂月 「赤城山」
...なつかしき榛名湖とは別るゝなり...
大町桂月 「冬の榛名山」
...榛名富士を仰げば...
大町桂月 「冬の榛名山」
...榛(はん)の木の新芽などは潮煙りをしつきりなく浴びるので...
田畑修一郎 「南方」
...今もなおそうであるが昔からこのハリノキすなわちハンノキに名詞として榛の字を用いている...
牧野富太郎 「植物記」
...それは翌年文化元年の八月には長男榛軒(しんけん)が生れたからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百十二蘭軒の二子榛軒柏軒は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...既にして榛軒は思ふ所あるが如くにして云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...全く是れ榛軒が激(げきれい)の賜であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は蘭軒の継嗣であるのに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒の貧人を療した事に就いては種々の話があるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...目見医師玄道の次男安策孫は医を榛軒に学び...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし榛軒は殆ど知らざるものの如くであつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...君前に於て剃刀を榛軒の頭(かうべ)に加へた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は進んで蘭医方の三弊事をあげてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...長い髪を項(うなじ)まで分けた榛野に出くわす...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...武蔵都筑(つづき)郡二俣川(ふたまたがわ)村大字二俣川字榛(はり)ヶ谷(や)小字ドウマン谷同 北足立郡美谷本(みやもと)村大字内谷字大野小字堂満同入間(いるま)郡柳瀬(やなせ)村大字坂下字道満前相模愛甲郡依知(えち)村大字下依知字堂満坂磐城相馬郡金房村大字小谷字東満塚アイヌ語にはタ行濁音をもって始まる語は一つもないから...
柳田國男 「地名の研究」
...やはりここは赤城や榛名(はるな)の吹きおろしに曝(さら)されている上州平野よりは...
吉川英治 「篝火の女」
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