...殆んど一顧の値だに無き極々(ごくごく)些末の一事件であるのかも知れない...
石川啄木 「葬列」
...殆んど一顧の値だに無き極々些末の一事件であるのかも知れない...
石川啄木 「葬列」
...沖縄人は市民としても人類としても極々(ごくごく)つまらない者である...
伊波普猷 「沖縄人の最大欠点」
...極々の奥底は概してその人の性質・経験等より出でたる偏狭なる...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...極々(ごくごく)不幸にても一不朽の人となるべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...極々徹底したる懷疑説より見れば未だ極めて初歩の者である...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...これは極々の秘密事項だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...極々(ごくごく)親しい間の御家来衆でなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...なあに参りは参っても肝心のお話は極々(ごくごく)つまらない面白くないものだからただ此処(ここ)までやってきた私の厚意だけを汲みとってもらえばそれでもう沢山である...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...極々よき風味なり...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...それには極々ちひさい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...極々(ごくごく)些細の事でも一寸(ちょい)と胡麻化(ごまか)して貪(むさぼ)るようなことは私の虫が好かない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...しかし私は嫉妬はしなかつた――あつても極々(ごく/\)稀であつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それは極々稀れで滅多には出逢わなく大抵は何処へ行っても赤色花の品ばかりである...
牧野富太郎 「植物記」
...されど余は此事に就きて極々の素人なれば君が果してマクレオッドやらバスチヤやらそんな事は存ぜぬなり...
山路愛山 「明治文学史」
...極々(ごくごく)...
吉川英治 「新書太閤記」
...極々(ごくごく)...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...極々(ごくごく)...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??