...君は早々に出て行って呉れ」「買い受けただって?」今度は僕がびっくりして棒立ちになりました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...其の場に棒立ちになった...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...雷にでも打たれたように棒立ちになっていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...棒立ちに立ちすくんだわけではない...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...いっせいに棒立ちになった...
久生十蘭 「地底獣国」
...清らかな少女を毒牙にかけた憎むべき牧師の第一の犠牲者です」牧師は棒立ちになったまま口がきけなかった...
平林初之輔 「悪魔の聖壇」
...後のものは棒立ちになっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...彼は棒立ちになった...
本庄陸男 「白い壁」
...二人(ふたり)ともまるでびっくりして棒立ちになり...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...私は棒立ちに立ちすくんでしまった...
宮本百合子 「悲しめる心」
...」男は棒立ちになって...
室生犀星 「香爐を盗む」
...「アッ」と云って棒立ちになった...
夢野久作 「オンチ」
...板張りの真中に棒立ちになったまま鏡と向い合っている自分自身を発見した...
夢野久作 「冗談に殺す」
...その光りを浴びたまま棒立ちになってしまった...
夢野久作 「白菊」
...腕を組んで棒立ちに突立っているキリであった...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...しばし棒立ちにさせていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...太刀をつかんで棒立ちに突っ立っておる不作法があろうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...棒立ちに恟(すく)んでしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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