...私の考えの根本義は、自由と平等です...
...彼らは問題の根本義について討議した...
...この問題に対処するには、根本義から解決策を導かなければなりません...
...根本義の理解がないまま問題を解決してしまうと、将来的なトラブルの原因になります...
...この論文は、人権の根本義についての考察が含まれています...
...徹底的(てつていてき)に建築(けんちく)の根本義(こんぽんぎ)を解決(かいけつ)し...
伊東忠太 「建築の本義」
...建築(けんちく)の根本義(こんぽんぎ)が解決(かいけつ)されなければ...
伊東忠太 「建築の本義」
...芸術の根本義である第一義的のところまで進んで行くことが出来ない...
田山録弥 「小説新論」
...尤も科学者の中には往々そういう大事な根本義を忘れて...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...こういう仮想的の問題を考えてみた時にわれわれは教育というものの根本義に触れるように思う...
寺田寅彦 「蓄音機」
...此事が又あらゆる文學中で俳句といふものに獨自な地位を決定する根本義とも連關して居ると思はれる...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...此の事實は併し俳句といふものゝ根本義から考へて寧ろ當然なことと云はなければならない...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...だれも芭蕉の根本義を研究することすらしなかった...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...ことごとく「自我の主張」を根本義にしている...
夏目漱石 「思い出す事など」
...互いの根本義はいかに苦しくてもいかに醜くてもこの生の上に置かれたものと解釈するのが当り前であるから...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...ところが歴史的研究だけを根本義として自己の立脚地を定めようとすると...
夏目漱石 「創作家の態度」
...此根本義から出立した代助は...
夏目漱石 「それから」
...その内面生活と根本義において牴触(ていしょく)しない規則を抽象して標榜(ひょうぼう)しなくては長持がしない...
夏目漱石 「中味と形式」
...実際そうなのですか」根本義に溯(さかの)ぼったらそれほどに感じていない敬太郎もこう聞かれると...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...根本義から云うと...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...とにかく政治の根本義たる所にデモクラシーが行われて始めて政治にその実が挙げられるものと思う...
新渡戸稲造 「平民道」
...だがこの根本義が分らぬと...
柳宗悦 「改めて民藝について」
...定型の根本義舞い...
夢野久作 「能とは何か」
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